この記事で学べること
本記事を理解することで、梅雨から夏にかけて増える髪のうねり・広がりの原因が分かり、ヘアケア製品のOEM企画における具体的な処方設計やケア提案のコツも理解できるので、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 湿気と髪のうねりのメカニズムとは?
- 空洞化した毛髪が湿気を吸ってうねる原因
- 解決策:「水分を吸わせない」ケアと処方設計のヒント
- 水分を「入れない」+「整える(補修)」ダブルアプローチ
- 処方設計のヒント:OEM企画に活かす成分
- 豆知識コーナー:湿度が高い日本におけるヘアケアの重要性
- 世界と比較した日本の「ジメ暑」事情
- 湿気に負けない髪へ!おすすめのケア方法
- まとめ:梅雨・夏向けのヘアケアOEM開発なら山田製薬株式会社がおすすめ
雨の日や湿度の高い日に、髪が広がったりうねったりしてまとまらないというお悩みは多くの方が抱えています。湿気によって髪が空気中の水分を吸収し、膨張して形が崩れることが主な原因です。
特にダメージ毛や加齢毛は毛髪内部に「空洞」や「密度の薄い部分」ができやすくなっています。髪が濡れると、髪の形を保つ「水素結合」が切れ、柔らかくなって形が変わりやすくなります。
・内部がしっかり詰まっている
・水分の吸収が均一
・内部に空洞がある
・局所的に膨張し形が崩れる
加齢や外的ダメージにより毛髪内部に空洞が生じると、湿気が多い環境で特定の部分が過剰に水分を吸収しやすくなります。その結果、一部だけが膨らむことで髪の形に偏りが生じ、うねりや広がりにつながります。
湿気による髪悩みを防ぐためには、「水分を吸わせない」という視点が有効です。企画設計では「入れない(疎水化)」と「整える(補修)」のダブルのアプローチがポイントになります。
企画キーワード 疎水化コーティング / 内部補修 / うねり対策
毛髪表面を疎水化する膜を形成することで、湿気の吸収を抑えます。コーティングにムラがあると意味がないため、均一性の高いコーティング技術が効果の持続に重要です。
同時に、髪そのものの空洞化などダメージを補修することも重要です。毛髪補修効果のある製品で継続的にケアすることで、外的要因に強い髪へ導きます。
梅雨や夏に向けたヘアケア製品では、髪の空洞を埋める補修成分や、均一な皮膜を形成する成分の選定が企画価値を高めます。
アミノ酸類やケラチンなどの成分設計。
・毛髪内部の空洞を満たし、密度を高める
・吸水による局所的な膨張を防ぐベース作り
植物由来オイルなどのコーティング技術。
・毛髪表面を均一に覆い、湿気の侵入をブロック
・うねりや広がりを長時間抑える
日本は年間を通して湿度が高い地域が多く、特に梅雨から夏にかけては全国的に湿度が上昇します。髪への湿気ダメージを受けやすい過酷な環境といえます。
日本気象協会が発表している「ジメ暑指数(湿度と気温を組み合わせた不快度を数値化した指標)」のデータによると、世界的に見ても東京や大阪といった都市が上位にランクインしており、湿気の多さが体感的にも不快であることが示されています。
| 順位 | 都市 | ジメ暑日数(年間) |
|---|---|---|
| 1位 | バンコク (タイ) / ジャカルタ (インドネシア) | 78日 |
| 3位 | カイロ (エジプト) | 64日 |
| 4位 | 大阪 (日本) | 47日 |
| 5位 | 東京 (日本) | 33日 |
| 6位 | ソウル (韓国) | 25日 |
※2016年7月〜9月のジメ暑日(ジメ暑指数85以上の日)の日数をランキング(日本気象協会参考)
💡 Point:
湿度環境はコントロールできないからこそ、日本の気候に合わせた正しいヘアケア製品の選択が重要です。
湿気対策には、製品の選び方と使い方の組み合わせが鍵となります。「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の役割を理解し、併用することが最も効果的です。
シャンプーの後で使用する、洗い流すトリートメント
髪の内部に働きかけ、成分を浸透させてダメージを補修する効果があります。髪にうるおいを与えたり、キューティクルを整えて手触りを良くします。表面を整えるだけのコンディショナーとは異なり、ボサボサ髪を内部から補修したい場合に向いています。
タオルドライ後などお風呂を出てから使用する、洗い流さないトリーメント
髪をコーティングして、乾燥や湿気などの外部刺激から髪を守る効果があります。余分な水分の吸収を防ぐため、梅雨時のうねりや広がりを抑え、まとまりやすい髪へ導きます。
インバストリートメントだけでなく、アウトバストリートメントも併用するとうねりや広がりを防ぎやすくなります。髪を内側からも外側からもケアできる提案は、ヘアケアブランドのライン使いを促進する強力なアプローチとなります。
※関連記事:ヘアケア製品のOEMメーカーの選び方|生産委託・開発時に確認すべきポイント、シャンプーを開発するには?プロセスや事例など幅広く紹介
梅雨や夏のピンポイント需要を捉えるODM・OEM企画では、湿気によるうねりのメカニズムを理解し、「内部補修」と「外部コーティング」を両立させる処方設計のバランスが重要になります。
山田製薬は110年以上医薬品、化粧品のOEM/ODMに取り組み、多数のプロフェッショナル向け頭髪化粧品やスキンケア製品の開発・製造・販売をしてきました。企画から製造、品質管理、パッケージデザインまで一貫したトータルサポートを提供しています。
1973年の創業以来、ヘアケア製品の開発と製造に注力してきました。特に、生分解性に優れたアミノ酸系シャンプーの開発は全国に先駆けたものであり、その技術力と革新性は業界内でも高く評価されています。長年にわたる経験と実績、そして充実した製造設備を活かし、信頼性の高い製品を提供します。
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器の製造および輸入に関する薬機法の許可を取得し、高い品質基準を維持しています。また、顧客からの要望や問題に迅速かつ適切に対応しています。さらに、環境に配慮した製品開発にも力を入れており、持続可能な化粧品産業の発展に貢献しています。
製品の納品後も、顧客との長期的な関係を大切にし、アフターサポートを充実させています。製品の改良や新たな提案を積極的に行い、顧客のビジネスの成長を支援します。これにより、継続的な改善が可能となり、ブランドの信頼性を高めることができます。
梅雨・夏に向けたヘアケア開発や、新規ブランドの立ち上げをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※関連記事:山田製薬の強み、山田製薬株式会社 会社概要
▶監修:平山真理子(ひらやま・まりこ)
5年以上ヘアケア製品の研究員として商品開発に従事。サロン向けPB企画を経て、現在は山田製薬で化粧品OEM/ODMの製品企画・営業企画を担当。研究開発とマーケティングの知見を活かし、ブランド価値の創造に取り組んでいる。
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