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ヘアケアOEM企画担当者必見!トリートメントの「質感」を決める5つの評価ポイント

作成者: 管理者|Jul 28, 2026, 11:59:59 PM

この記事で学べること

  • 研究員がトリートメント開発時にチェックしている「5つの評価ポイント」
  • 塗布時からドライヤー時までの「使用感」を設計するコツ
  • 仕上がりの質感(軽さ、柔らかさ、弾力など)を言語化する重要性
  • 官能評価と機器データを組み合わせた独自のトリートメント評価方法

ヘアケア製品の企画において、トリートメントの「仕上がり・質感・持続性」の設計は、製品の魅力を決定づける非常に重要な要素です。しかし、「良いトリートメント」の基準はターゲット層やコンセプトによって大きく異なります。

本記事では、処方のプロフェッショナルである研究員が、トリートメント開発時に実際にチェックしている「5つの評価ポイント」をご紹介します。評価方法や設計のこだわりを知ることで、OEM/ODM開発におけるご要望の整理や、スムーズなヒアリングに役立てていただけます。

目次


研究員が見ている!トリートメント評価の5つのポイント

研究員はトリートメントを開発する際、単に洗い上がりの良さだけでなく、手に取ってから翌朝までのプロセス全体を以下の5つのポイントに分けて細かく評価しています。

  1. 塗布感
  2. お流し時
  3. ドライヤー時の指通り
  4. 仕上がりの質感
  5. 効果の持続性(翌朝まで質感が続くか)

これらの評価方法を知ることで、トリートメント開発における“こだわり”をより深く理解できるようになります。






インバスからアウトバスまで:プロセスごとの評価基準

① 塗布感(あっさり ⇔ こってり)

髪につけた瞬間の感触は、「髪に馴染んでいく“浸透感(あっさり)”」と「髪をつつみこむ“厚み感(こってり)”」に大別されます。商品コンセプトやターゲット層により、求められる塗布感は異なります。

  • デイリーケア/若年層向け:軽く馴染むあっさり系(べたつかない浸透感)が好まれる傾向にあります。
  • ダメージケア/大人世代向け:髪を包み込むこってり系(補修感のある厚み)が求められやすいです。

② お流し時(さっぱり ⇔ しっとり)

洗い流す際のすすぎやすさや、きしまないかどうかも重要です。きしまない方が好まれますが、ヌルつきが残りすぎても評価を下げてしまいます。流しきりの速さがポイントとなり、「さっぱり流れる」タイプと「しっとり残る」タイプに分かれます。

例えばメンズ市場では「さっぱり流れる」タイプが好まれやすい傾向があります。企画の段階で「どの程度しっとり感を残すか」を具体的に設定しておくことで、処方開発がスムーズに進みます。

③ ドライヤー時の指通り

商品の印象を左右する重要な要素が、乾かす途中の感触です。乾かしている最中に髪が引っかかると、たとえ最終的な仕上がりが良くても「使いにくい」と感じられてしまいます。

特にロングヘアやダメージ毛の方にとっては、ドライ中の快適さは大きなプラス要因になります。逆にストレスがあるとマイナス要因になるため、最終的な“仕上がり質感”だけでなく、“乾かす途中の感触”まで確認しておくことが重要です。






最も重要な「仕上がり」と「持続性」の設計

④ 仕上がりの質感の「言語化」

トリートメント評価において、最も重要な評価ポイントが「仕上がりの質感」です。仕上がりには「軽め⇔重め」「柔らかい」「弾力」「潤い」「ツヤ」「まとまり」など、幅広い表現が存在します。

処方開発において重要なのは、「どんな質感」を重視するかを具体的に言語化することです。例えば「ケア感」といっても、それが「しっとり重め」なのか「サラサラで軽い」のか、そのイメージを明確にすることで、処方開発の方向性を共有しやすくなります。より具体的なキーワードをご提示いただくことが、関係者間の認識を揃え、開発スピードの向上につながります。

⑤ 効果の持続性(翌朝までの実感)

洗った直後だけでなく、仕上がりの質感が翌朝まで続いているかどうかも、製品の満足度を左右する重要な確認ポイントです。






山田製薬の評価手法:官能評価×数値データによる裏付け

当社ではトリートメントを評価する際、研究員の感覚だけでなく、様々な手法を用いて精度の高いテストを実施しています。

  • ウィッグや毛束を用いた比較テスト:
    手櫛を入れて指通りやケア感をチェックしたり、髪を指に巻き付けて手を離した時の戻り具合で「弾力」を確認したりします。

  • 半頭比較テスト(モニター評価):
    実際のモニター評価では、髪を左右2等分にして異なる処方を使用することで、処方ごとの違いを明確に比較確認しています。
  • 機器を用いたデータ取得:
    官能評価に加えて、静動摩擦測定機などを用い、シャンプー時のきしみ感やトリートメント後のなめらかさを数値化して客観的に評価しています。

このように、確かな研究技術による裏付けがあるからこそ、多様なニーズに応える処方開発力を強みとしています。

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まとめ:理想の質感を形にする処方開発

トリートメント開発における評価方法や“こだわりポイント”を知ることは、ODM開発においてお客様のご要望を的確に形にするための第一歩です。製品にどのような機能を求め、どのような使用感を届けたいのか、ぜひ具体的なイメージをお聞かせください。

山田製薬のラボ施設では、化粧品の試作調整から官能評価まで一貫対応が可能です。テクスチャー・質感評価エリアや、実際の使用感テストができるシャンプー台を併設し、お客様との協働開発によるリアルタイムな改良対応を実現しています。市場ニーズに合致した高品質な製品の完成に向けて、ぜひ当社の開発力をご活用ください。

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▶監修:平山真理子(ひらやま・まりこ)

5年以上ヘアケア製品の研究員として商品開発に従事。サロン向けPB企画を経て、現在は山田製薬で化粧品OEM/ODMの製品企画・営業企画を担当。研究開発とマーケティングの知見を活かし、ブランド価値の創造に取り組んでいる。

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